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健康診断の後で

健康診断で異常が指摘された!!
血圧が高いと言われた
肥満を指摘された
高脂血症といわれた
糖尿病といわれた
貧血といわれた  

糖尿病


糖尿病とは
    糖尿病は血糖がいつも高いため、血管の壁や神経を障害し、神経障害、網膜症、腎症などの合併症を引き起こす病気です。
糖尿病に気が付かないまま、高血糖の状態が長く続き、合併症を引き起こすと、取り返しのつかないことになってしまいます。
早期発見し、血糖をコントロールして、悪化させない様にしましょう。
血糖は何故高くなるのか
血糖値は健康な人の場合、比較的狭い範囲にほぼ一定に保たれていますが、血糖の調節になくてはならないインスリンの分泌が少なっかたり、働きが十分でないと、血糖の濃度が慢性的に高くなるのです。
インスリンとは
インスリンは、胃の裏側にある膵臓のランゲルハンス島で作られるホルモンで、血糖がいつも 正常であるように保つ働きをしています。体の細胞は、血液中のブドウ糖をエネルギー源として 利用し、余分なエネルギーはグリコーゲンとして肝臓に蓄えられます。このブドウ糖の利用や蓄 積に欠かせないのがインスリンです。




糖尿病の2つのタイプ
糖尿病には、「インスリン依存型糖尿病」と「インスリン非依存型糖尿病」の2つのタイプがあります。


インスリン依存型





インスリン非依存型
膵臓でインスリンが全く作られないため、インス リンを注射しなくてはならないタイプ。
若い人に突然発症することが多く、生涯インス リン注射が必要です。
我が国の大人の患者の殆どを占めています。
インスリンは膵臓である程度作られているため、 食事療法と運動療法でうまくコントロールできる 場合が少なくありません。
インスリン依存型糖尿病とインスリン非依存型糖尿病の特徴      
依  存  型   非 依 存 型
若い人の発症が多い 発症年齢 成人の発症が多い
急激に現れる 発症の
スピード
ゆっくりと現れる
やせ型〜普通 体  型 普通〜肥満
のどが渇く、尿量が多い、
だるいなど。
自覚症状 初期には殆ど現れない
起こしやすい。要注意 糖尿病昏睡 まれ
著しく低下必要 インスリンの
分泌
比較的保たれている
必要 インスリン
療法
場合によっては必要
多い インスリンの
注射量
比較的少ない
必要。但し食事療法だけでは不十分な ため、インスリン療法も欠かせない。 食事療法 必要。これだけでもうまくコントロール 出来る事がある
糖尿病の症状
  糖尿病の自覚症状としては、尿量が多い(多尿)、のどが渇く、多飲、多食、だるい、疲れやすい などがあげられます。しかし、この様症状が現れるのは、コントロールが非常に悪かったり、糖尿 病を発症してからある程度年月が経ってからのこと。ですから、自覚症状が何もないからといって 油断は禁物です。糖尿病を予防し、早期発見するには、定期的な尿検査が欠かせません。
恐ろしいのは合併症
高血糖を放置していると血管に病変が起こり、合併症を起こしやすくなります。
網膜症・腎症・神経障害は糖尿病の三大合併症といわれます。
1:網膜症
  目の網膜に栄養を送っている血管が障害されると網膜症が起こります。血管がもろくなると、小 さな出血を起こしたり、血管の一部がふくれてこぶが出来たり、出血によって出てきた血液中の 成分が網膜に沈着して白い斑点が出来たりします。このような眼底の変化が網膜症です。
網膜症と診断されたら、定期的に眼底の検査を受け、悪化するようなときは、タイミングよく「光 凝固療法」を受けましょう。きちんと治療を受けないと失明することもあります。
2:腎症
腎臓の細小血管に障害が起こると、腎機能が悪くなります。腎機能が悪くなっても、初期の頃 はほとんど自覚症状がありません。ですから、早期発見には尿蛋白(あるいは尿中アルブミン が増加)が出ていないかどうかを定期的に検査することが大切です。症状が進むと、疲れやす くなったり高血圧になったり、貧血になったり、むくみなどが出てきます。更に悪化すると、血液 中に老廃物が溜まる為、意識障害や呼吸困難が見られる「尿毒症」の状態になってしまいます
3:神経障害
糖尿病のために、知覚神経、運動神経、自律神経などが障害を受けると、神経障害が起こり ます。最初は、足や手の指先の感じが鈍くなったり、足の裏に何か付いているような感じがした り、足が冷えたりほてったり、足の反射が鈍くなります。更に進むと、手足のしびれや神経痛が みられます。また、自律神経が障害されると、便秘と下痢を繰り返したり、尿意を感じなくなり、 膀胱に多量に尿が溜まったり、立ち眩み、発汗の異常、インポテンツなどが起こることもあります


血糖コントロールの為のポイント
  血糖を可能な限り正常に近づけ、維持する事が出来れば、合併症の予防が出来、健康な人と 同じ日常生活を送ることが出来ます。
インスリン非依存型糖尿病の場合
血糖コントロールの基本は、
  @糖尿病の正しい知識を身につける
A食事療法
B運動療法
  の3つです。
インスリン依存型糖尿病の場合は、血糖コントロールの為にインスリン注射が欠かせませんが、 インスリン非依存型糖尿病の場合は、各人のインスリンの状態に合わせて摂取するカロリーを 制限したり(食事療法)、適度な運動をして肥満を解消したり、インスリンの働きを良くする(運動 療法)ことが大切です。血糖を上手くコントロール出来るかどうかは、皆さんがどれだけ真剣に 食事療法と運動療法に取り組むかにかかっています。糖尿病の正しい知識を身につけ、食事 療法と運動療法を是非成功させて下さい。
尚、食事療法や運動療法をしてもまだインスリンが不足している場合は、経口血糖降下剤の服 用やインスリン注射が必要になります。
食事療法の基本
食事療法の基本は「適正なエネルギー量を摂取すること」です。制限されるのは「摂取エネルギー 量」であり、食べてはいけないものではありません。摂取エネルギー量は、各人の健康の維持や 日常の活動に差し支えのない範囲で、その人にふさわしい量を割り出します。
基本的なエネルギー量と献立のたて方は、医師や栄養士の指導に従って下さい。
@「食品交換表」「献立ノート」「はかり」を用意しよう。
食事療法を成功させるためには、『糖尿病食事療法のための食品交換表』(文光堂)


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