赤血球数
多すぎても、少なすぎても問題 |
基準値
♂438万〜577万/μl
♀376万〜516万/μ |
赤血球は、肺で取り込んだ酸素を全身の細胞組織に運び、不要な二酸化炭素を運び出す働きを
しています。赤血球が減ると体に酸素不足が起きて貧血となります。逆に多すぎると(多血症)血
液が濃くなって、流れにくくなります。
貧血の検査では、赤血球数とヘモグロビン、ヘマトクリットを調べます。 |
ヘモグロビン・ヘマトクリット
貧血の目安 |
ヘモグロビン基準値
♂13.6〜18.3g/dl
♀11.2〜15.2g/dl |
ヘマトクリット基準値
♂40.4〜51.9%
♀34.3〜45.2% |
ヘモグロビン(血色素)は、赤血球に含まれる成分で、酸素を取り込む容器の役割を果たしますか
ら、酸素運搬能力と大きな関係があります。そこで血液中に含まれるヘモグロビン量を測定するの
がヘモグロビン検査です。
ヘマトクリットとは、血液中に占める赤血球の容積の割合を示すもので、貧血の重要な検査の一つ
です。 |
白血球数
増加と極端な減少をチェック |
基準値
3,500〜9,700/μl |
白血球は、体内に侵入した細菌やウィルスと戦う戦士です。細菌に直接立ち向かったり抗体をつく
って病原菌を殺したりします。こうした外敵との戦いが起きると骨髄造血幹細胞で白血球がさかん
につくられ、白血球が増えます。そのため白血球の増加は細菌感染や炎症性の病気があるかどう
かの判断材料の一つとなります。
白血病や再生不良性貧血などの血液の病気では極端に増減します。 |
血液像
白血球の種類別割合を調べる |
白血球は、好中球・好酸球・好塩基球・単球・リンパ球の五種類に分けられます。
これらの数の比率をパーセントで表したものを血液像(白血球像)といいます。五種類の白血球は
形が異なるだけでなく、病気により増減する割合が違ってきます。細菌感染では好中球が、喘息や
アレルギー疾患では好酸球が、ウィルスや慢性感染症ではリンパ球が増えます。白血病や貧血の
診断にも欠かせない検査です。 |
血小板数
少ないと出血が止まりにくい |
基準値
14万〜37.9万/μl |
血小板は血液中の有形成分の一つで、出血したとき血栓をつくって出血を止める働きをします。
血小板が減少すると出血がとまりにくくなり、皮下出血(紫斑)や鼻血、歯肉の出血が起こりやすくな
ります。血小板が減少する病気には、血小板減少性紫斑病・白血病・再生不良性貧血・肝硬変など
があります。 |