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漢方内科

担当医師 村田 高明

◆プロフィール◆
1960年 慶應義塾大学医学部卒業
南多摩病院 元院長
慶應大学医学部産婦人科 元講師
同上   漢方クリニック  元講師
日本東洋医学会名誉会員・専門医・指導医
日本臨床漢方医会監事
日本産科婦人科学会認定医
日本医師会認定産業医

漢方内科 外来 診療日

曜日 時間
第1・3 水曜日 PM 2:00~

漢方治療も選択肢の1つです

最近の医療現場では、社会的要望により漢方薬の利用が可成り浸透しています。診療科にもよりますが、その頻度は4・50~70%であると言われ、年々増加の傾向にあります。
その背景には、現代医学の治療法のみでは患者様のニーズに満足な対応が出来ない現実があり、更には多種類の服薬や薬害問題の懸念などで患者様からの要望が多い故であります。

漢方治療が適応される疾患

  • 自覚症状がなかなかとれない自律神経失調症状
  • 不定愁訴症状などで代表される更年期障害
  • 生理不順や劇しい生理痛、不妊症
  • 鼻アレルギー、花粉症、気管支喘息、アトピー性皮膚炎に代表される難治のアレルギー疾患
  • 慢性胃炎などの胃腸疾患
  • なかなか抜けきれない風邪症候群
  • 高血圧症・糖尿病・肥満で代表されるメタボリックシンドローム
  • うつや片頭痛などの精神神経疾患
  • 肩こり・腰痛・こむら返りなどの関節・筋肉痛
  • 尿蛋白やむくみがとれない腎疾患
  • 慢性呼吸器疾患
  • 尿トラブルなどの泌尿器疾患
  • 老人病
  • がん治療での免疫能の増強やQOL(生活の質)の向上
  • リウマチ疾患のステロイド剤の離脱

このように多方面に応用されています。

ご承知のように、漢方治療は全人的治療と言われ、患者様それぞれの症状に適った個別の治療、オーダーメイド治療とも言われています。

現代医学の諸種の検査診断で異常ない場合でも、漢方医学では病状を見極めるために、患者様の訴えを聞き、併せて腹診や脈診などの漢方医学独自の診断法を行いながら、虚実(病気に耐える体力があるか否か)・寒熱(冷えや熱感の有無)などの体質的な面、病気の進行状態、患者様の容態などの参考に漢方薬を選択しています。

従って、より的確な漢方治療のためには、漢方医学に精通した専門医が担当する漢方診療外来を受診される事が望まれます。