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「仕事に取り組む姿勢」

みなさん、おはようございます。所長の神應です。自宅の前の紫陽花が咲き始めました。雨上がりの紫陽花綺麗ですよね!

今日は、最近あった邂逅(偶然の良い出会い→出会い+深い縁)についてお話ししたいと思います。最近涙腺の弱い私ですが、学会の発表で涙するのは半年ぶり位です(笑)。その方とは、先週行われた熊本の産業衛生学会の会場でお会いしました。ある企業の健康保険組合の理事長兼人事部長さんです。

中小企業だからこそ、一人一人のとの顔と名前が一致して対話ができるという利点がある。きめ細やかな対話、アドバイスができるという視点で仕事に取り組んでおられました。

従業員で様々な理由で困っている方がいると、しっかり関わり、周囲のサポート、理解を求め、この企業ではこの部長さんが率先してその役割を果たしていくことで、本人・産業医・人事・健保・所属が一体の取り組みが可能になっているという発表でした。

正直、イヤーここまでやるの!という感じです。本当にすごいの一言でした。セッションが終わった後、名刺を持って挨拶に行き感動した事、この部長さんがいる間はいいが、その後どうするかなど伺いました。その場では、時間がなくメールで再度伺うと、発表では伺えなかった背景がわかりました。

この部長の邂逅に所属の上司というのがあるようでした。その上司は、メンタル疾患者を積極的に受け入れていたということです。そしてなぜかその部署に異動になったとのこと。そこで目にした光景が今に至っているようでした。

一般論として、メンタル疾患を抱える職員と聞くと、「生産性が下がる・面倒だ・関わりたくない」と思い、受け入れを敬遠することもあるでしょう。酷い人になると「メンタル疾患者は辞職し、新しい人を雇用した方がよい」と思う人がいるのも聞いたことがあります。そんな背景の中、その上司は、周囲に対し、本人の状況を説明した上で「皆で支えて行こう」と言ったということでした。

これには心底、頭が下がりましたとこの部長もおしゃって、次のように言葉がつづられています。

『なかなかできることではないと思いました。できれば避けたいと思うのが本音かもしれません。が、そうした考えでは、メンタル疾患者に対して、正面から取り組むことができず、結局は困難を避けてしまう人間となっていきます。企業の人材育成において、本当にそれでよいのか疑問です。企業を一度辞めたら、同企業へ戻ってくることは、ほぼ不可能です。その人の人生はどうなっていくのだろうか・・・と感じます。もしも、本人が周囲の支えでメンタル疾患を乗り越えることができたら、それは必ず経験値として生きてきます。その経験は必ず未来へとつながるものになり、20年後、30年後の人材育成をしていると感じています。であるならば、どこまでもかかわっていこうと思っています。』

とても素敵です。仕事に取り組む姿勢が半端ないです。こんな企業で働けている人は本当に幸せですよね。そして、このような強い意志を継続し、社内の中から自分らしく社員の方々と対話する人材を見つけて育てるとおしゃっていました。

んー、本当に勉強になる。

「チームトータリスト」のみなさん、みなさんの最近の邂逅、どんな素敵な出会いがありましたか?

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