ABC検診 (ペプシノゲン検査とピロリ菌検査による胃がんハイリスク検査)
こんな方にお勧め具体的な内容注意点
- 胃の検査をいままで受けたことがない方
- バリウム検査や胃カメラ検査に抵抗がある方
- 胃の健康度が知りたい方
- 胃カメラ検査を受けるか悩んでいる方
ABC検査のメリット
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- 検査が受けやすい
- 定期健康診断の採血量で検査が可能です
- ABC検診のために血を多く採る必要はありません
- ABC検診のみの場合では、食事の制限がありません
- バリウムや胃カメラを飲む必要がありません
ABC検診(胃がんリスク分類)は、血液検査法です。
「胃炎や萎縮の有無を調べる検査(ペプシノゲン)」と「ピロリ菌感染の有無を調べる検査」の結果を組み合わせて、胃がん発生リスクを分類・評価します。
「胃炎や萎縮の有無を調べる検査(ペプシノゲン)」と「ピロリ菌感染の有無を調べる検査」の結果を組み合わせて、胃がん発生リスクを分類・評価します。
- ペプシノゲン検査
胃粘膜の萎縮度(老化度)を見ることが出来ます
萎縮性胃炎になると胃がんになるリスクが非常に高くなると言われています - ピロリ菌抗体検査
世界保健機構(WHO)は疫学的調査からピロリ菌を確実な発がん物質と認定しています
ピロリ菌が胃の中に長い間、感染し続けることによって、胃がんだけでなく、慢性胃炎、胃・十二指腸潰瘍をはじめとする様々な病気が引き起こされることが分かっています
- 胃がんのリスクを判定するものであり、胃がんを特定する検査ではありません
- 胃酸を抑える薬を飲んでいる方は正確な検査結果が出ません
- 胃を切除した方は正確な検査結果が出ません
- 腎不全(目安:血清クレアチニン値が3mg/dl以上)の方は正確な検査結果が出ません
- 過去にピロリ菌の除菌治療をした方は正確な検査結果が出ません
- ABC検診には「要精密検査」「要受診」といった判定はありません
結果が心配な方は胃カメラ検査を受けてください